主成分は、物にもよりますがシアバターやミツロウという天然油脂を使用しているものも多く、オーガニック仕様のものが多くありますので安心して使用できます。ナチュラル志向な方に特におすすめです。
ヘアバームのセット力とキープ力
ハードワックスほどはセット力、キープ力は強くはありませんが、ある程度まとめる力はあります。外はねスタイルの毛先や、まとめ髪のパラパラ落ちるような毛は、ヘアバームでもしっかりとまとまりますので大丈夫です。
ツヤ感のもち、ウェット感はセットしたてのような質感のまま、夕方までもつでしょう。ワックスのように夕方バサバサになることも少なく、不快感なく一日が過ごせるかと思います。
ヘアバームの使い方
ヘアバームの使い方はたくさんあります。よくなじませて、うっすらつくよう使えばトリートメントとしても使用できますし、固形状のまま使えばワックスのように毛束感を出し遊ばせることもできます。
物によってはネイルクリームやハンドクリーム、肌の乾燥部分につけたりリップクリームとして代用できたりと、かなり優秀です。
ヘアバームの使い方の基本
ヘアバームは天然油脂のものがほとんどです。最初指先で取るとかなり固い印象があると思います。指ですくい取り、手の平の中心に乗せてよく温めすようにしっかりとなじませていくと、オイル状に変化していきます。柔らかくなるのを確認してから、毛先を中心に揉みこむようにしっかりとつけるようにしてください。
くれぐれも、頭のてっぺんにベタっと塗ってしまうようなつけ方はやめましょう。使い方を間違えると、ギトギトして見えてしまい、頭を洗っていない人のように見えてしますので要注意です。使い方には注意しましょう。
ツヤ感がしっかりと出てくれるヘアバームは、流行りの「濡れ髪」が作りやすく、ウェット感が出やすいのも特徴です。濡れ髪セットの場合は、量を少し多めに使用すると、しっとり感が出ます。
ヘアバームの使い方のコツは使用量です。使用する量の調節をしっかりと守れば、自由自在に使用できます。なれるまで時間はかかるかもしれませんが、いろいろ試してみましょう。
ショートヘアにヘアバームを使う場合
ショートヘアのセットの場合は、まず全体的に手のひらで温め、柔らかくなったものをしっかりとなじませます。ワックスを付けるとき同様、根元中心ではありますがてっぺんの部分にはあまりつけないようしてくださいね。重さでペタッとしてしまいます。ギトっとした油感が出てしまいますので、トップは毛先のみにしましょう。
そのあとに、毛束間の欲しい部分には、指先で固形状のままつまんでバランスを見ながら毛先を遊ばせていきます。
ミディアムヘアにヘアバームを使う場合
ミディアムヘアのセットの場合は、かなり優秀に働いてくれます。
ウェーブヘアの場合は、軽く濡らしてカールを出した状態に、しっかりとなじませたヘアバームを少し多めにつけてみましょう。カールがきれいに出てくれますし、ツヤもあるのでこれだけでセット完了です。
ストレートで外はねスタイルの場合は、割と固形に近い状態で使用しましょう。まとまりやすく束感がでて良い感じに仕上がります。
ロングヘアにヘアバームを使う場合
ロングヘアには毛先のパサつきを抑えてくれる効果があります。少なめでよいので、手にしっかりとなじませましょう。その後、毛先10cm付近につけてからブラッシングしてみてください。自然できれいなツヤ感が出てくれます。
くれぐれも頭のてっぺんからつけないようにしてくださいね。ベタっと重い印象になってしまうので、ロングの方は毛先のみの使用をおすすめします。
メンズにヘアバームを使う場合
メンズスタイルの場合はワックスと同じように使ってOKです。
固めに使用すればドライな印象になりますので、あまり溶かし過ぎずに、ある程度手になじませるくらいの状態で、全体的にしっかりとつけていきます。そのあとに指先で固形状のままつまんでいけば毛先を遊ばせることもできます。
ヘアバームをつけた後にアイロンは使える?
ヘアアイロンを使う際は、アイロンをかけた後のほうが良いでしょう。成分がアイロンの熱で焦げる可能性と、ほぼ油脂でできていますので温度が上昇することが考えられます。あくまでも仕上げ剤として使うことをおすすめします。
寝る前にヘアバームをつけたらベタベタにならない?
油分が多いのでつけ過ぎてしまえばもちろんベタつきは出ると思います。どうしてもアウトバストリートメント代わりに使いたいのならば、濡れている状態で少量をしっかりと手でなじませた状態で毛先に着けてから、ドライヤーでしっかりと乾かすようにしてください。